コラム

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電力切替豆知識・発電の種類

電力自由化に伴う電力切替を機に、「電力について考えることが増えた」という企業様も少なくないはずです。暮らしと密接な関わりのある電力ですが、普段はあまり詳しく知る機会がないのも事実です。

2016年4月から電気小売業の参入が全面自由化され、オフィス・企業・一般家庭など全ての消費者が数多くの電力会社の中から自由に業者を選べます。そのため、今以上に「電気」について、知識を得る必要性も高まってきています。その一つとして重要な、「発電」についての知識をお伝えします。

電力が生み出される仕組み

電力は、発電機によって生み出されます。発電機はその名の通り電気を発生させる装置です。従来、「磁石の中で導線を動かす、またはコイルの中で磁石を動かすことで電流が発生する」という原理を応用した発電機での発電が主流でした。発電機の種類は直流発電機・交流発電機・三相発電機の3つがあります。

コイルと磁石を使用した原理の他には、水力発電・火力発電・原子力発電があります。
その後、風力発電・太陽光発電・バイオマス発電・地熱発電など様々な原理を利用した発電方法が誕生しています。それらの方法で誕生する電力は新エネルギーと呼ばれており、地球に優しくて有限ではないということから今後の普及が期待されています。

注目の発電方法

 コンバインドサイクル発電方式
火力発電設備の一つで、他の火力発電よりも多くの電力を作り出すことが可能です。大気中に発生させる二酸化炭素・窒素酸化物・硫黄酸化物が少ないため環境に優しく、地球温暖化防止の観点で世界的に注目を集めています。

 バイオマス発電方式
間伐材や可燃ごみの焼却、生ゴミや下水汚泥などの生物資源を発酵させることで発生する「バイオマス」を燃焼させて電力を生み出す方式です。燃料となるものと方法によって、直接燃焼方式・熱分解ガス化方式・生物化学的ガス化方式の3つに分けられます。
二酸化炭素を増加させないクリーンな方式で、自然環境の影響を受けずに電力を作り出すことができるため注目を集めています。

鹿児島県鹿児島市に本社を構える我が社は、イーレックスの代理店として新電力への電力切替をご案内し、自社発電所による電源確保を推進している会社です。高知県高知市と大分県佐伯市にあるイーレックスの主要発電設備はバイオマス発電方式、千葉県市原市にある五井発電所はコンバインドサイクル発電方式によって電力を作り出しています。

電気代削減をお考えの際、電力切替を検討する際は、ぜひ我が社にご依頼ください。見積もり相談などもお待ちしております。

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